インプラント implant
自分の歯のような
見た目と噛み心地を
義歯でありながら、まるで本物の歯のような見た目と噛み心地なのがインプラントです。
義歯について以下のようなお悩みはございませんか?
☑義歯とわからない見た目にしたい
☑自分の歯のようにしっかりと噛みたい
☑健康な歯に負担をかけたくない
☑入れ歯や差し歯を使いたくない
インプラントとは?
むし歯・歯周病や怪我などで歯を失ってしまった箇所を補う義歯治療のひとつです。天然の歯のような見た目と噛む機能の両方を取り戻すことができます。
外科手術で歯を失った場所に人工歯根(インプラント)・人工土台(アバットメント)を埋め込み、その上からセラミック素材などの人工歯を被せます。
顎に固定するため、入れ歯に比べてしっかり噛むことができ、ブリッジのように周りの健康な歯を削る必要もありません。適切なメンテナンスを行えば、長期的に使用が可能です。
入れ歯・ブリッジとの違い
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | |
見た目の美しさ | 金属製のバネをかけて装着するので、金具が目立ちやすいのが難点です。 | 保険診療では金属素材を使うので目立ちやすいです。自由診療で自然な見た目に仕上げることもできます。 | 天然歯とほとんど変わらない自然な見た目です。歯が抜けた箇所の顎の骨は痩せていきますが、インプラントは顎の骨に埋め込むので骨量の減少をふせぐことができます。 |
機能面 | 入れ歯の噛む力は、天然歯の半分以下といわれています。ズレや違和感が強く出たり、食べ物の温度や味を感じにくいことがあります。 | 噛む力は天然歯の約60%といわれています。ブリッジの支えとなる歯が弱っている場合、噛む力がさらに弱くなることがあります。 | 天然歯とほぼ同じ力でしっかりと噛むことができます。定期的なメンテナンスをすることで半永久的に使用できます。 |
他歯への負担 | 部分入れ歯の場合、金具の支えとなる歯の負担が大きくなります。 | 支えとなる隣の歯を削る必要があり、健康な歯が大きなダメージを受けます。 | 顎の骨に埋め込まれた人工歯根によって自立しているため、周りの歯にダメージを与えません。 |
インプラントのメリット
天然歯のような『機能性』
●噛む力は天然歯とほぼ同じ。食感や温度もしっかり伝わります。
●自分の歯と同じように、歯ブラシやフロスによるお手入れが可能です。
自然な白さを再現する『審美性』
●入れ歯のように、バネなどの部品が外から見えることがありません。
●セラミックやジルコニアなど、天然歯と同じ色合いの人工歯を使用できます。
健康な歯を傷つけない
●人工歯根で支えるので、周囲の歯や歯ぐきを傷めることがありません。
インプラントのデメリット
●自由診療のため保険適用外である。
●治療期間が長くなることがある。
●インプラントを埋め込む手術をしなければいけない。
ガイドを使用した安全性の高い治療
当院ではインプラントガイド『ストローマンガイドシステム』による治療を行なっています。インプラントガイドは的確かつ安全にインプラント手術を行うためのシステムです。
CTスキャンで撮影したお口・顎の3D映像を基に、コンピュータ上で埋入場所や角度などをシミュレーションした治療計画を立てます。その治療計画のデータから3Dプリンタで、手術用のオーダーメイドのマウスピースを製作します。
マウスピースにはインプラントを埋入する位置・深さが反映されており、これを装着して手術を行うことで、的確な位置に埋め込むことができます。
ガイドを使わない方法では歯肉を大きく切開するため出血が起きますが、ガイドを使用することで、ほとんど切らずに済むため、腫れや痛みの少ないインプラント治療が可能となります。
難症例にも対応する再生療法
ソケットリフト
鼻の両脇辺りには、上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる鼻腔へつながる空洞があります。「ソケットリフト」は、上顎の骨の厚みが足りず、インプラントの埋入が難しいと診断された場合に適応します。
上顎洞と上顎の間に位置する上顎洞低粘膜を引き上げて空間を作りだし、骨補填材を注入し、骨の再生を促す治療法です。一般的に上顎洞低粘膜を引き上げる際は、歯が生えていた位置から専用の器具で叩きながら引き上げますが、当院では上顎洞低粘膜が破れてしまうリスクを回避できる、先の丸いドリル「SCA-KIT」を活用して安全性に考慮しております。
※条件によっては適応されないケースもあります。
GBR
「GBR(骨誘導再生法)」は、インプラントの埋入位置に骨補填材を充填し、その上から「メンブレン」と呼ばれる特殊な膜を覆いかぶせ、骨の造成を促す治療法です。顎の骨の厚みや高さが不十分であった場合に適応します。GBRとインプラント埋入を同時に行う場合や、GBRで骨造成を行なって時間を置いてからインプラント埋入を行う場合もあります。
サイナスリフト
(上顎洞底挙上術)
「サイナスリフト」は上顎の骨量が少ないと診断された際に適応します。鼻の両脇辺りに位置する上顎洞の横の歯ぐきを手術でめくり、上顎洞を露出させて直接、上顎洞低粘膜を引き上げてできた空間に骨補填材を注入していきます。ソケットリフトが適応されない場合などに選択される治療法でありますが、身体への負担も大きくなります。
※条件によっては適応されないケースもあります。
治療の流れ
診査・診断
インプラントが患者様に適しているか、精密検査とカウンセリングを行います。
①外科手術のため、まずは全身の健康状態についてカウンセリングいたします。
②歯科用CTで顎を含むお口全体を撮影します。血管や神経を3Dで把握できるので治療計画の立案に役立つほか、インプラントを埋め込むのに十分な骨の量があるかを診断します。
治療計画の説明
検査・シミュレーションの結果と、そこから考えられる効果的な治療プランをご説明いたします。治療に関する不明点があれば遠慮なくお申し付けください。
インプラントガイドの製作
CTで撮影した3D画像を専用のシミュレーションソフトで、インプラントの埋入場所・角度・深さなどをシミュレーションして安全性を確認し、埋入位置のみ穴が開いているマウスピースを製作します。
ガイドを使用した手術は切開による出血が少なく施術時間も短くでき、術後の腫れや痛みも少ないため、患者さまの身体の負担が軽減できます。
インプラントの埋入
局所麻酔下で、インプラントを埋入する手術を行います。
インプラントと顎の骨が結合するまでの治癒期間は、骨の状態や全身の健康状態により個人差があります。
2~3ヵ月程度で結合する場合もあれば、6ヵ月程度かかる場合もあります。
アバットメント・人工歯の装着
インプラントと顎の骨の結合が確認できたら「アバットメント」という土台部分を取り付けます。その後土台に仮歯を装着してかみ合わせなどを調整し、問題がなければ人工歯を装着します。
メンテナンス
快適な噛み心地を再現できるインプラントですが、きちんとメンテナンスをしないと「インプラント歯周炎」などのトラブルにもなりかねません。 治療後はご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期的なクリーニングを心がけ、インプラントを長く快適に使用していきましょう。
インプラント料金表
診察・検査・診断 | CT検査・模型診査・診断 | ¥16,500 |
---|---|---|
術前処置 | ソケット(リッジ)プリザベーション | ¥55,000 |
軟組織増大(CTG・FGG) | ¥44,000 | |
インプラント手術 | インプラント埋入手術(1本) | ¥231,000 |
サージカルガイド | ¥55,000 | |
骨造成術(GBR) | ¥55,000 | |
ソケットリフト(1歯) | ¥55,000 | |
サイナスリフト(片顎) | ¥165,000 | |
スプリットクレスト (リッジエクスパンション) | ¥44,000 | |
インプラント2次手術 | ¥0 | |
軟組織増大術(CTG/FGG) | ¥44,000 | |
上部構造補綴 | プロビジョナル(仮歯)(1本) | ¥27,500 |
アバットメント(1本) | ¥55,000 | |
最終上部構造(ポンティック含む) | セラミック | ¥121,000 |
ジルコニア | ¥110,000 | |
ゴールド | ¥110,000 | |
白金加金 | ¥110,000 | |
インプラントオーバーデンチャー インプラント付属部分 | ロケーター(1本) | ¥88,000 |
マグネット(1本) | ¥88,000 | |
義歯部分 | 全部床義歯 | ¥330,000 |
部分床義歯(9歯以上) | ¥275,000 | |
部分床義歯(8歯以下) | ¥220,000 |